アンテナショップの逸品 広島!

【湯来町|オオサンショウウオこんにゃく】キモかわいくておいしい味付きこんにゃく

広島名産のオオサンショウウオです。

もちろん本物ではありません。こんにゃくでできたオオサンショウウオです。

広島市から北西方向に40kmほどにある山あいの町、広島市佐伯区湯来(ゆき)町の名産品です。

地元の高校生たちが発案し、商品化。キモかわいいと人気商品に。発売するとすぐに売り切れてしまうため、私もお目にかかったことがありませんでした。

しかし先日、東京は銀座にある広島県のアンテナショップ「tau(たう)」で売っているのを発見。早速買ってみました!

オオサンショウウオ実食

大と小があります。大は567円、小は200円です。

早速実食です!

といっても味は既に知っています。

このオオサンショウウオこんにゃく、既に湯来町の名産品である味が付いた「子持ちこんにゃく」を型に流し込んでつくったものと思われます。

こんにゃくに練り込まれている白いつぶつぶ。これはシシャモの卵なんです。シシャモの卵の旨味と、淡い醤油の味付けで、そのまま食べられます。

何で広島の山あいの町でシシャモの卵なんだ?なんて、野暮なことは言わないでくださいね。

そのほかには、おでんに入れたり(もちろんそのまま)、煮物に入れたり(もちろんそのまま)するのもおすすめのようです。

オオサンショウウオこんにゃく

オオサンショウウオ調理例。ローソンの200円おでんと一緒に温めただけですが

こんにゃくステーキにするのもおいしいそうです。

普通のこんにゃくの形の味付きこんにゃくであれば、個人的にはなるべく薄めにペロンペロンになるように切って食べるのがベストです。

しかし、このオオサンショウウオのこんにゃくはスライスして盛り付けるわけにはいきません。

この形こそが命。丸ごと出すのかベストかと思います。

子供たちは喜んで、子供が持つ残虐性を発揮してかぶりつくことでしょう。

私は目をつぶってかじりました。まずは頭をかじり、さらに目をつぶったまま両手、両足をかじって、原型をなくしました。

思慮分別があり、物のあわれのわかる大人にはちょっと厳しい形状かもしれません。もう少し若ければ無邪気にかじることもできましたでしょうに。

特に、私は中学生のころから渓流釣りをしているので、オオサンショウウオは何度か見たことがあるため、感情移入してしまうのです。

私が見たオオサンショウウオは全て大人のオオサンショウウオ。1m前後の大きさがありました。

かわいらしいというより、神々しい渓流の主のような感じです。

それに比べてみるとこのコンニャクはミニミニサンショウウオといったところでしょうか。

それでもオオサンショウウオをかじるなんて!

コアラのマーチや人形焼きくらいなら気にせず食べられますが、想像力豊かな御仁にはあまりおすすめできないかもしれません。笑

オオサンショウウオは言うまでもなく水のきれいな、川の最上流部付近にいます。

それがあるとき、広島市の中心部を流れる元安川、しかも原爆ドームの真ん前に現れたのです。

ニュース記事
2022年4月6日配信 産経ニュース「原爆ドーム前にオオサンショウウオ 広島」

ニュースによれば上流から流されてきたのだろうということですが、本来のオオサンショウウオの生息域から広島市内までだと何十kmもの距離があります。

オオサンショウウオは、中国(地方)では、ハンザキ、ハンザケとも呼ばれます。半分に裂いてもまだ生きていられるほど生命力が強いということのようです。

とはいえ、上流域に比べると、市内を流れる川の汚濁度は比較になりません。

さらには原爆ドームの辺りは海の満ち引きによって海水が混じる汽水域です。

迷子のオオサンショウウオが無事故郷へ戻っていることを祈ります。

湯来町のご紹介

サンコンちゃんという名前です。自分で「キモかわいい」と言ってます

湯来町は広島市中心部からだと車で1時間ほどのところにあります。広島市のベッドタウンというにはちょっぴり遠く、ちょっぴり田舎な風景が広がります。

湯来温泉というちょっとひなびた温泉があり、広島市民にとっては、おなじみの憩いの温泉です。

町の中を流れる水内川(みのちがわ)は鮎釣りの好きな人には人気のある川です。大きな川ではありませんが、水質がとてもよく、ここで育まれる鮎は控えめに言ってもとびきりうまいです。

本流である太田川と比べてもその差は歴然というくらいに香りが違いますよ。

そんなきれいな川だからこそオオサンショウウオが棲み、町の人から愛され、こんにゃくに姿を変えたのでしょう。

 

オオサンショウウオこんにゃくまとめ

湯来町の高校生たちの思いの詰まったこんにゃくです。

出す場所と相手を間違えなければとても楽しいのではないでしょうか。

ただし、入手は困難です。

東京では銀座のアンテナショップ「tau(たう)」でたまに見かけることがあります。

広島市内でもめったに見かけないと思いますが、オオサンショウウオこんにゃくを製造、販売するフジトシ食品のホームページからネットで注文することができます。

ただし、一つ一つ型にとって作っているため供給が追いつかないようです。発送まで気長に待ちましょう。

追記:令和5年4月現在、「tau」では安定して商品棚に並んでいます。

楽天市場での取り扱いもありますが、生産元での注文と同じく、こちらも受注生産となるため納品には少し日にちがかかるようです。

↓ こちらは大きなサンショウウオ

↓ こちらは小さなサンショウウオ


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