落ちない御守りです。
港区新橋にある航空神社のお守りです。
落ちませんようにとか、落ちないだろうとか、そんなレベルの話ではありません。
落とさないんです。落ちたら大変なことになるので絶対に落とさないんです。
航空会館の屋上に鎮座する航空神社
航空神社の場所がちょっと変わっています。航空会館というビルの屋上にあるのです。
航空会館は、一般財団法人日本航空協会の建物で、その名のとおり、航空図書館や航空クラブなど、航空業界に関係する団体が入っています。
その日本航空協会が空の安全を願って創建された神社なのです。
ここ最近できたものではありませんよ。
昭和6年、明治神宮建設の際の残った木材を使ってつくられた由緒あるお社なんです。
もちろん、名だたる神社に比べれば、つい最近できたものと言っていいと思いますが。
1月7日には新年祭、9月20日の空の日には例大祭が催されています。
航空業界の重鎮たち(多分)が世界の空の安全を願っているのです。
そう、航空業界の、航空業界による、航空業界のための神社なんです。
といっても、航空神社は一般の人でも自由に参拝もできますし、お守りをお分けいただくこともできますよ。
「落ちない」ことから受験生や就活生におすすめ!
航空業界の一番の願いはやはり空の安全ですよね。
もう1回言います。落ちてはだめなんです!
なので、ここから転じて受験や就職試験、資格試験の際に「落ちない」お守りを求める人がいるんだそうですよ。
もちろん、本人の努力が必要であることは言うまでもありませんが。
でもでも、こんな頼もしい御守りを身に付けてこそ、本番で100%の実力を発揮できるというものではありませんか。(私は航空業界ではありませんよ)
そして、パイロットやキャビンアテンダントを目指す人たちには必須でしょうね。
もしかしたら私みたいに会議中に寝落ちしてしまう人にも効き目があるかも!と思いましたが、不謹慎な気がするので自分用にはやめておきました。
まだちょっと早いけど、将来を見据えて勉強を頑張る高校1年生の長男のために購入しました。
参拝の際の注意点!
ビルの屋上というちょっと変わったところにあるがために参拝に当たっては幾つかの注意点があります。
まずは、ビルが閉まっているときは参拝できないということ。
平日は9時から17時まで参拝もできますし、御守りなどもお分けいただけます。
土曜日、日曜日、祝日は注意が必要です。屋上に出るにはエレベーターの9階で降ります。9階は会議室があるフロアなのですが、会議室が使われていないときには入れないのです。
なので、一般的に休みの日と思われる日には電話で問い合わせが必要です。
また、前述の1月7日の新年祭、空の日である9月20日の例大祭の日は一般の人は参拝できません。
もう一つ、御守りやお札の購入の際の初穂料は代金は箱の中に入れるようになっています。無人です。ですので、お釣りはありませんよ。
小銭のなかった私はいったん1階に降りて近くのコンビニで買い物をして小銭を用意しました。
そして、もう1つ。宮司さんも巫女さんも常駐していませんので御朱印の記帳はできません。御朱印コレクターの皆さんとっては、ここは残念!
羽田空港内に分社
航空神社には分社があります。
場所は、ちょっとびっくりの羽田空港内です。羽田空港には何度も行ったことがあるのに気付きませんでした。
第1旅客ターミナル1Fだそうです。
羽田空港旅客ターミナルHP https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/enjoy/recommended_place/others.html
こちらも落ちない神社として知られ、受験生たちが参拝に訪れているそうですよ。
帰省や旅行で羽田空港を利用するときに参拝によってみてはどうでしょうか。
見目うるわしいキャビンアテンダントの皆さんも参拝されているそうですよ!
ただし、こちらでは御守りは授与されていないようです。
まとめ
変化球っぽい変わった御守りではあります。でも、なるほど!と思いませんか?
ちょっとユーモアもある心のこもったプレゼントとしても喜ばれるのではないでしょうか。
ささやかなおまけとして、航空会館の屋上から見渡す新橋界隈や日比谷方面の景色もよかったですよ。なかなか見られるものじゃありませんからね。