明治神宮の清正井は今がおすすめ！ 有名になり過ぎたパワースポット

清正井です。これで「きよまさのいど」と読ませます。

明治神宮の御苑の中にあります。

パワースポットとして有名ですよね。

ここ数年はテレビでも何回か放送されたり、芸能人がブログで取り上げたりしたことで連日、大変な賑わいとなっていたようです。

ところがここ最近は清正井を訪れる人がめっきり減っているそうですよ。

なぜ？

人々の欲望の念で負のパワースポットに？

何でも、人々の欲望や願いが渦巻き、もはやパワースポットどころか、悪い運気に満ちた負のパワースポットと成り下がってしまったのだとか。

挙げ句の果てに、幽霊まで出てくる心霊スポットになってしまったという情報も！

人々の願いや欲望で負のパワースポットになってしまうのだったら、全国の有名どころの神社やパワースポットは、とっくの昔にみんなそうなっているはずです！

清正井は何度も行ったことがあります！　とても落ち着くいいところでしたよ！

久しぶりですが、再訪してみました！

人が少なくて今がおすすめ！

清正井へと下る道。かつては順番待ちの人で埋め尽くされていました

久しぶりに清正井に訪れたのは２月のある晴れた土曜日の午後。散歩日和の暖かな日でした。

明治神宮に参拝して、参道を歩いて御苑に向かいます。

１月のごった返すような人混みではありません。気持ちが引き締まるような立派な参道です。

参宮橋口から続く参道。原宿側からの参道よりも落ち着いた雰囲気です

清正井は、明治神宮御苑にあります。入苑料が必要です。参道から500円払って、明治神宮御苑に入ります。

そこから庭園を散策しながら500mはあるでしょうか、５分ほど歩きます。庭園の最深部に清正井はあります。

ところが、清正井には人はほとんどいません。７、８人だったでしょうか。３グループで２グループは外国人観光客でした。（海外にも知られているのでしょうか）

ほんとに少ない！

私も３、４年前の賑わっていたときにも行ったことがあります。清正井は写真でわかるように、順番に１人ずつ、または少人数でしかすぐ近くには寄れない地形になっています。

数年前の賑わっていたときには、30〜40mもの列ができていて、それぞれがじっくりと写真を撮るものだから大変な時間がかかっていました。

最後まで並んでいたら軽く１時間はかかっていただろうと思います。私は子供連れということもあり、早々に諦めましたが。

しかし、この日は余裕です。ほんの少し待っただけで行けました。

もちろん、とてもきれいな透き通ったいつもの清正井でしたよ！

もともとは江戸時代初期、加藤家の下屋敷があった場所です。戦国武将としても有名な加藤清正が掘ったとされることからこの名が付きました。

このこんこんと湧き出る清らかな水。年間を通して水温は15度前後だそうです。さすがに井戸に手を突っ込んだことはないので知りませんでした。

当時から水の良さが知られていたそうですよ。井戸の水は南参道の神橋を経て、渋谷川へと流れていきます。

欲望渦巻く渋谷の街の邪気を流し去ってくれているのでしょう。

しかし、この湧き水の元はどこなんでしょうか。周辺に水源となるような高台のようなものはないし、川があったとしても３面コンクリ張りの都会の川です。不思議です。

令和元年９月再訪（加筆）

令和の清正井は落ち着いた雰囲気です

令和元年９月のある日曜日、再訪してみました。

訪れたのは13時30分ごろ。やはりとてもすいていました。私の前には２組だけ。１組は外国人旅行客です。（多分）

すぐに私の順番まで回ってきました。３分も待っていなかったと思います。

やはり少ない……。

「ブーム」は去ったんですね。最盛期には５時間待ちだったと聞きます。

今ならタイミングが合えばほぼ独占状態にできるのではないでしょうか。笑

清正井に行列ができているかどうか、外からではわかりません。

そこで御苑北門入り口の受付で入苑料を払う前に聞いてみました。

「清正井はどれくらい並んでいますか？」

「今はとても落ち着いていますよ」

何ともビミョーな、どの程度なのかわかりづらい返答がありました。

ちらっと見ると受付の方の横にリアルタイムで清正井が映し出されたモニターが！

モニターを見ると確かにすいている！

混みぐあいを聞いてみて入苑するかどうかを決めたほうがよさそうですよ！

御釣台から見る南池の蓮の花

まとめ

明治神宮への参拝は夫婦楠から拝殿に向かってするのがおすすめです

あんなに混雑していた清正井。今ではほとんど並ぶこともなくスムーズに行けますよ。

噂されている幽霊もいませんでしたよ！笑

私の感じた清正井は、昔と変わらぬ気持ちのいいスポットでした！

今のこの人の少ない時期に訪れてみてはいかがですか？