やっと買えました! 最も入手困難と言われていた菓子パンです!
その名も「スペースアポロ」。昭和50年ごろ、広島でよい子だった皆さんなら「アポロパン」としてご存じの菓子パンです。
長らく市場から消え去っていたのですが、広島出身の一流芸能人、有吉弘行さんがテレビ番組で懐かしのパンとして紹介したところ、一気にバズり、期間限定の復刻に至ったという菓子パンです。
復刻はしたものの全国で極度の品薄状態。手に入れられない人が続出した幻のパンですが、令和3年3月からは通常販売に。少しは手に入れやすくなったみたいですよ。
「マツコ&有吉のかりそめ天国」で紹介
紹介されたのは「マツコ&有吉のかりそめ天国」。
有吉さんが懐かしのパンとして「アポロというパンがあった」と発言。そこから話がどんどん広がり、アポロパン探しに。
SNSでも大きな話題に。もちろんネットで調べても出てこない。
番組では、ずんの飯尾さんを広島に派遣し、「アポロパン」探しに。とうの昔に販売中止のとなったことがわかるが、当時の製造メーカーを訪ねることに。
ところが製造メーカーにも当時の「アポロパン」を知る人は一人もいない始末。昔の資料を引っ張り出して調べるまでしてようやく写真を見つけ出すに至ったという、ネットで調べてもわからないどころか、製造元でもわからない、謎のパンとなりました。
こうなるとメーカーも黙っていることはできません。当時の製造元は広島のナガイパン。現在は全国規模で展開するフジパンの傘下となっていることからフジパンが復刻。製造、販売することになりました。
有吉さんくらいになると、たった一言の発言がたくさんの人を巻き込みます。
令和2年10月に発売されるやいなや、最も入手しにくいコンビニパンとして多くの人をやきもきさせました。
私も出勤途中、昼休憩、帰宅途中、いろいろなコンビニに寄ってみました。しかし、一つも入手できず。
一方、SNSでは、入手した人たちの歓喜の投稿が見られました。
そんなこんなで、「スペースアポロ」を見かけることのないまま月日はたち、「スペースアポロ」目当てでコンビニに立ち寄ることもなくなりました。
すっかり忘れてしまっていた令和3年4月。たまたま立ち寄った近所の「まいばすけっと」でようやく見つけました!
灯台もと暗し!
ネットやSNSで調べてみると、イオン系の店舗で見かけることがあるそうですよ。
イオンネットスーパーでも取り扱いがありました!(1個118円)
スペースアポロ実食
前置きが長くなりました。実食です。
と、実食の前に一言。私が子どものころはただの「アポロパン」でした。「スペース」はついていませんでした。
フジパンのホームページで昔の写真を見てみると間違いありません。「アポロ」です。
「スペース」が「宇宙」を意味する言葉であるなんて、当時の日本では知る人はあまりいませんでした。(多分)そう、1978年のスペースインベーダーゲーム、1981年のNASAのスペースシャトルを待たねばなりませんでした。(多分)
さて、実食です。持った感じは一緒です。フワフワの生地です。カステラ生地と紹介しているブログもありますが、ケーキのスポンジといったところでしょうか。大人になった今、気のせいか、少し小ぶりになったような気がしないでもありません。
一口。すぐに分かります。甘い! 強烈に甘いです。ブラックコーヒーを用意していなかったことを後悔するほどの甘さです。
甘いけど懐かしい味です。間に挟まれたクリームにはザラメが混じっています。正直なところ、クリームにザラメが入っていたなんて覚えていませんでした。
スペースアポロまとめ
期間限定販売ということで超激レア菓子パンだった「スペースアポロ」ですが、令和3年3月から通常販売になったようです。徐々に品薄状態は解消されるものと思われます。
ただ、やはりちょっとおじさんには厳しい甘さかなと思います。もう少し甘さ控えめにしたほうがいいかな~。
あと、コーヒー味とか、いちご味とか、味のバリエーションがあってもおもしろいかな何て思いました。