港区芝大門の芝大神宮です。
関東のお伊勢さまとも呼ばれています。
伊勢神宮内宮の天照大御神、外宮の豊受大神を主祭神としています。
そして、東京ではとてもめずらしく、豊受大神のお神札(ふだ)を授与しています。
今まで外宮のお神札を我が家の神棚に納められるのは、お伊勢参りをした年だけでしたが、毎年、神棚にお祀りできるようになりました!
創建は1000年前! 関東のお伊勢さま
東京のお伊勢さまと言えば、九段下の東京大神宮ですが、芝大神宮はもっと広く、関東のお伊勢さまなのです。
創建は、平安時代の寛弘二年(1005年)。1000年以上もの歴史があります。源頼朝も戦勝祈願に参拝したと伝えられている大変に古い歴史を持っている由緒ある神社なのです。
東京のお伊勢さまと言われる東京大神宮は、明治13年の創建。明治天皇のご裁断により東京での伊勢神宮の遥拝殿として日比谷の地に創建され、のち現在の飯田橋に遷宮されました。
古けりゃいいってわけではありませんが、やはり神社の歴史の古さは一つの格式と言ってもいいのではないでしょうか。
東京ではめずらしい外宮(豊受大神)のお神札
東京で外宮(豊受大神)のお神札を扱っている神社はとてもめずらしいんです。確認できたのはもう一社、東京大神宮のみです。
お神札ですが、芝大神宮で授与しているのは角祓(かくはらい)のみです。
初穂料は2200円。ちょっとプレミアムな初穂料です。
でも毎年、伊勢神宮へ参拝するのは、私にとってはいろいろとハードル(主に金銭面)が高過ぎます。そういう意味でもとてもありがたいことです。
角祓は、普通サイズ(245mm×68mm)の神宮大麻よりひと回り大きく263mm×82mmです。しかも木札なので5mmほどの厚みがあります。
ひと回り大きなサイズですが、普通の神宮大麻が入る大きさなら大丈夫。我が家の神棚(宮形)は氏神さまから無料でお分けいただいた一社式の宮形(たぶん神社庁製)ですが、問題なく入りましたよ!
これで我が家の神棚には、神宮大麻、氏神様、豊受大神、産土神のお神札がそろいました。感無量です。
チャンスがあれば伊勢神宮に参拝したいと思いますが、「関東のお伊勢さま」も大事に参拝していきたいと思います。
人気の御守り「強運御守」
強運御守です。「きょううん」ではありません。「ごううん」です。
「強運(きょううん)よりも強い運が授かる」と書いてあります。
その年の幸運色を使って刺繍がほどこされています。
男性と女性では色が違って、令和4年の男性用の御守りは若紫色、天色、橙色です。
女性は何色と呼べばいいのか、間違ってはいけないので下の写真をごらんください。
強運(きょううん)なんてなまっちょろいもんじゃありません、強運(ごううん)です。
「強」を「ごう」と読ませると「力ずくでも」といった意味合いが強くなるような気がしますね。
とても頼もしいじゃないですか! これぞ御守り!
御守りで大事なことはしまっておくのではなく、なるべく身に付けて持っておくこと。
私はかばんの中に入れて通勤しています。そして、家に帰れば胸ポケットに入れています(強欲すぎかな?)
初穂料は800円。なくなり次第、頒布は終了ということです。
まとめ
神宮の名を冠し、天照大御神と豊受大神を主祭神とするのは、やはり特別感があります。
そして、神棚をおまつりしている方はぜひ外宮、豊受大神のお神札も授与していただきましょう!
都営地下鉄浅草線・大江戸線の芝大門駅から徒歩1分、JR浜松町駅からでも徒歩5分とアクセスも楽なお伊勢参りができますよ。
東京でも屈指の大寺院、増上寺もすぐ近く。さらに少し足を伸ばせば東京タワーにも行けますよ。